便秘対策にゴマ
「毎日快便」は健康のバロメータのひとつですが、お通じが定期的に来ず腹部の膨満感に悩まされている方も多いのではないでしょうか。特に女性に多いとされる便秘は腹部に不快さを感じるだけでなく肌荒れの原因になることもあります。そんな便秘対策にゴマが役立つことをご存知でしょうか?
便秘対策に役立つゴマの成分
ゴマは昔から健康に役立つ食品として世界各地で生産・消費されてきました。一粒一粒の小さなゴマの中には、様々な栄養素が含まれているのです。
お通じを促す食物繊維
便秘気味の時には食物繊維をたくさん摂る、ということを真っ先に思い浮かべる方も多いと思います。便秘対策の代表格ともいえる食物繊維ですが、ゴマにはおよそ10%含まれています。食物繊維は水溶性食物繊維と不溶性食物繊維がありますが、ゴマに含まれているのは不溶性食物繊維が多くを占めています。不溶性食物繊維は腸の中で水分を吸って膨らみ、腸を刺激することで排便を促すという働きがあります。
オレイン酸も便秘対策に役立つ
ゴマには油分が多く含まれていますが、その主成分は不飽和脂肪酸であるリノール酸とオレイン酸です。オレイン酸には悪玉コレステロールの増加を抑制する効果が知られていますが、便通を良くする効果もあるのです。オレイン酸は小腸で吸収されにくいため大腸まで届き、それが便の素となり大腸の運動を促します。潤滑油として便の滑りを良くする効果も期待できますので便秘気味の時には積極的に摂りたい油分です。
便秘対策にゴマを摂る
便秘対策としてゴマを摂るときにはどのようなことに気を付けていればよいのでしょうか。
ゴマ種子まるごとを摂取
便秘対策に有効な不溶性食物繊維をオレイン酸が両方摂取できることから、ゴマ種子まるごとの摂取がおすすめです。ただし、ゴマ種子は硬い種皮に覆われているため、すりつぶすなどしての摂取が効果的です。
ゴマ油を摂取
ゴマ種子をすりつぶすのが手間な時は、ゴマ油を活用してみてください。不溶性食物繊維の摂取量は減りますが、オレイン酸は摂取できますのでお料理の香りづけなどに意識してゴマ油を使われるとよいでしょう。
栄養素がたくさん含まれているだけでなく便秘対策にも役立つゴマ。快適な便通を維持するため、積極的に活用されてみてください。
[出典]
便秘の時だからこそとって欲しいセサミンとはどのような物ですか?
http://zenibo-milimania.world.coocan.jp/constipation.html
セサミンで便秘対策
https://www.strackainteriors.com/constipation.html